綺麗に死ぬITエンジニア

エンジニアが技術ブログを書くべき理由

2017-03-10

ここ1ヶ月ほど、平日は毎日このブログを更新しています。技術ブログとしては珍しいかな?と思います(技術に関係ない投稿が含まれているのは内緒)。

以前は何ヶ月も放置した時期があったり、かと思えば一気に投稿したり、仕事の関係上致し方ない部分もあったのですが、読者の方には申し訳ない限りです。できれば安定的に投稿したいんですけどね、今後もどうなるかは不明です。

今回の大量投稿は、もう半ば意地で更新し続けていたところもありました。無理矢理にでも技術ブログを連日更新してみて、やっぱり技術ブログを書くのはスキルアップに最適だなー!と思ったので、その理由をまとめます。

アウトプットする習慣があると、インプットする習慣がつく

結論から言うと、これが一番のメリットだと思っています。

きちんとアウトプットを習慣化していると、アウトプットのためにインプットする、そのサイクルが出来上がります。アウトプットしない人に比べて、何倍ものスピードでスキルアップできること間違いなしです。

技術ブログで1日1記事みたいな投稿頻度だと、まず間違いなくネタが不足してきます。ネタが不足したら、新しいネタを仕入れなければなりません。

技術ブログでは、「特定の問題を解決する方法」「プログラミング言語やその便利なフレームワークやライブラリの紹介・使い方」「初学者向けの技術入門記事」などがメインで書かれる記事になります。

これらの記事を何もないところから書こうと思ったら、まず自分が経験・学習する必要が出てきます。自身の経験を元にしたページでないと、SEO的にも弱いですし、何より世間から必要とされない情報になってしまうためです。

なので、アウトプットするネタの不足を感じたら、自分のまだ知らない分野のインプットで、ネタ不足を補う必要が出てくる=自然と知らない分野を勉強する習慣がつくのです。

さすがに新規分野での1日1記事は無理なので、1日1記事なんて縛りを加えないにしろ、ブログを更新するたびに新たなインプットが必要なことは、技術ブログを書いている人ならわかると思います。自分の経験がそのままネタになりますし、補足して正しくかつ詳しい情報を載せようと思えば思うほど、他の参考資料を見るきっかけにもなります。

また、「あっ、ここつまづきやすい部分だな、ブログのネタになるな」という思考が自然にできるようになってくると、世間の技術情報に対するニーズが見えてきたり、新たな勉強・知識吸収できる分野が開拓できたりと、どんどんいいサイクルに入ってきます。

教わる側より、教える側の方が勉強になる

一般的にもよく言われますが、教わる側より教える側の方が、確実に勉強になります。

教えるには、少なくともその知識は一旦自分に取り込む必要があります。そして、教えられる状態になる、というのが、ある意味で勉強のゴールと言えるでしょう。

これも、ブログを書く上での大きなメリットでしょう。

まだ知らない・まだ詳しくない分野を他人に解説できるようになるまで勉強する、というのは、普段仕事をしていてあまり経験できるものではありません。

若いと特に、他人に教える機会は少ないと思います。しかし、若い人にこそ、教えられるぐらい物事を吸収する力はあるはずなので、ぜひ実践してほしいと思います。

また、間違った知識を記載してしまった場合に、誰かが訂正してくれる可能性があるのも、いいですね。

現場には、間違った知識を間違っていると知らないまま使い続ける人も、稀にいます。そういったことをなくせる可能性があるのもメリットですね。

客観的な評価の材料になる

私はまだこのブログを書き始めて長くないですが、長く継続的に技術ブログを書き続けていると、それがステータス・資産となってきます。

自分を知ってもらう機会になったり、自分というものを他の人にアピールできる絶好の場となります。場合によっては仕事につながることもあるでしょう。ブログで有名になったエンジニアの方もいます。

特にエンジニアの場合は、面接などでは能力まではわかってくれない場合が多いです。そういった場面でアピールできる1つのカードとして、ブログを持つのもいいでしょう。

まとめ

エンジニアが技術ブログを持つのは、スキルアップの観点から良いこと尽くめです。

1エンジニア1ブログみたいな時代が来たら面白いのに、と思うくらいです。今はQiita等の便利なサービスが色々とあるので、コスト的にも問題にはならないでしょうし。

もし、この記事をご覧の方で、まだ技術的な情報発信をしたことがない人がいましたら、試しに1回だけでもしてみてはいかがでしょうか。習慣化すれば、世界が変わりますよ。