綺麗に死ぬITエンジニア

Googleドライブファイルストリームがフリーズしまくって使い物にならない原因はアンチウイルスソフトだった

2018-01-09

最近、GoogleのGoogleドライブ関連のアップデートが多く、中でもGoogleドライブファイルストリームは、Googleドライブを利用する上で必要不可欠と言えるほど便利で、私も活用させていただいています。

なのですが、macOSにてGoogleドライブファイルストリームをインストール直後、OS自体がフリーズしまくってうまく動作しないという問題に直面しました。

同様の現象に困っている人がいるかもしれないので、私の環境における解決方法をシェアしておきます。

現象

Googleドライブファイルストリームをインストールすると、「GoogleDrive」という名称でボリュームがマウントされます。

Finderでマウントされたボリュームを参照し、何かしらの操作(ファイルを開く・コピー・リネーム等)を行うとフリーズします。

しかも、このフリーズ、アプリケーションだけではなく、OS自体(Finder)がフリーズしてしまうので、一切の操作ができなくなります。

対処法

アンチウイルスソフトによる、マウントされた「GoogleDrive」ボリュームへのリアルタイムスキャンを無効にします。

私の環境では、アンチウイルスソフトに「Intego VirusBarrier」を利用しています。

Intego VirusBarrierの場合、メニューバー(画面上部)からVirusBarrierを開き、開いた画面の「信頼するファイル」へ「GoogleDrive」ボリュームを追加すれば完了です。これで、「GoogleDrive」ボリュームはスキャンの対象外になります。

設定画面

他のアンチウイルスソフトを利用している場合も、Googleドライブファイルストリームとアンチウイルスソフトのリアルタイムスキャンの処理の相性が悪く、フリーズしてしまっている可能性を疑ってみてください。

もちろん、Googleドライブをスキャン対象から外せば、その分セキュリティは低くなります。企業で導入している場合はその点シビアになるかと思いますので、きちんとリスクについて検討の上、行うようにしてください。