モノクロなら以下のようなQRコードを生成でき、
カラーなら以下のようなQRコードを生成できます。
使用するにはPythonが動作する必要があります。また、pipコマンドが導入されている必要があります。インストールされていない場合は、インストールしてください。
以下のようにpip
コマンドでインストールできます。
pip install CuteR
後は、CuteR
コマンドを叩いて、画像を生成するだけです。
基本的な使用方法は、以下のとおりです。
usage: CuteR [-h] [-o OUTPUT] [-v VERSION] [-e {Q,H,M,L}] [-b BRIGHTNESS]
[-c CONTRAST] [-C] [-r R G B]
image text
# モノクロ
CuteR -o sample_output.png sample_input.png http://www.example.com
# カラー
CuteR -C -o sample_output.png sample_input.png http://www.example.com
# QRコードを黒から紫へ変更
CuteR -C -r 100 50 100 -o sample_output.png sample_input.png http://www.example.com
これで、sample_output.png
が、sample_input.png
の画像が埋め込まれたQRコードとなり、それをQRコードリーダーで読み込むとhttp://www.example.com
という文字列が読み込めます。
CuteRにインスパイアされたプロジェクトで、JavaScript版のqart.jsも紹介します。
こちらは、先ほどのようなQRコード生成が、ブラウザで実行できるようにしたライブラリです。
こちらは、npm
コマンドでインストールします。
npm install qartjs
そして、以下のようにブラウザで利用します。
<script src="../dist/qart.min.js"></script>
<script>
new QArt({
value: value,
imagePath: './example.png',
filter: filter
}).make(document.getElementById('qart'));
</script>
ES6で記述する場合は、以下のようにします。
import QArt from 'qartjs';
const qart = new QArt({
value: value,
imagePath: './example.png',
filter: filter
});
qart.make(document.getElementById('qart'));
こちらにデモサイトがあります。ブラウザで実際に動作確認ができます。
QRコードは今現在色々な場所で使われており、例えば名刺なんかに記載する場合には、デザインを少し変えるだけで印象が違ったりします。
QRコードに個性を出して、自分をアピールしてみてはいかがでしょうか。