綺麗に死ぬITエンジニア

東京ってなんだか、イライラしてる

2015-11-21

私にはまだ東京は早すぎたのかもしれません。

ピリピリした電車の中

東京では、普通に電車で立っているだけなのに、肩がぶつかったり、私の背負うリュックと通行人のカバンが引っかかったりします。

みんなどこかイライラしていて、リュックを背負っている私が悪いような気がしてきます。現に舌打ちをしてくる人もいます。

電車を降りるときにも、多くの人との摩擦があります。肩がぶつかるなんてのは当然のことで、後ろから押してくる人や降りないのに扉の前を占有している人もいます。

満員電車でまるで子供のようにおしくらまんじゅうしながら乗ってくる人や、ベビーカーに舌打ちして降りていく人もいます。

東京には色んな人がいます。

街中でも

狭い電車内でなくとも、街中でさえ東京はイライラしています。

人と歩道ですれ違うのに互いに同じ方向に避けてしまって、衝突してしまうも、立場は同じはずなのになぜか舌打ちされてしまったり。

横断歩道を渡ろうとしたら横から猛スピードできた自転車に急ブレーキを踏まれ、イカれたブレーキのお陰で「キーッ!」と爆音が耳を壊してきたり。

渋谷で黒人に絡まれたり。

雨の日に歩いていると、隣の人が傘のトゲの部分を使って私の顔面にダイレクトアタックしてきたり。

階段で傘で刺されたり。

東京には色んな人がいます。

東京はデメリットの多い街

メリットばかりに目が行って、あまり着目されることは少ないですが、明らかに東京はデメリットの多い街です。

なぜならみなが、イライラしているから。

それだけで私にとっては、理由として十分すぎます。

ストレスは人をダメにします。「怒り」という感情は、持たないに越したことはないどころか、人の心と身体を蝕みます。

そして、人から人へ、伝染します。

過剰に自制するココロ

東京では、自制する心がなければ、真っ当には生きていけません。これは非常に酷なことで、家などのプライベートな空間でしかリラックスできない都会人は、日々ストレスを蓄積する一方です。

更に残酷な被害を受けているのが、子供です。騒ぎたい年頃であり、騒ぐことで色々なことを学習していく子供が、電車はもちろん、街中でも騒ぐことが許されないのです。騒ごうものなら、親達が周りから冷ややかな目で見られることになり、それがまた親達のストレスを生みます。

ストレスは伝染するのです。

東京はビジネスチャンスこそ多いかも知れませんが、人並みに幸せに暮らすというのが困難な街です。

東京や主要都市以外の街は、そんなことはない

私の生まれは北海道です。地元ではこんなことはありません。

「そりゃあ北海道だし、広いし、ストレス感じないのは当たり前だろ」と思われるかも知れませんが、東京や主要都市以外の街ではそういう街が普通です。

神奈川県の南の方や静岡県、茨城県、埼玉県、栃木県、群馬県なんかは私も行ったことがありますが、非常に住みやすそうな街ばかりでした。事実、何度も訪れています。

ドーナツ化現象の原因は、都心の物価の上昇以前に、都心のストレスが原因のような気がします。できることなら、みんな東京から離れたいんですよ。できることならね。

私の仕事がITエンジニアでなければ、私に野心がなくなったらば、今すぐにでも北海道に帰りたい、そう思わせる冷たい街ですね、ここは。