綺麗に死ぬITエンジニア

3時間残業したら、人生の半分を無駄にしたという考え方

2015-09-21

偉い人にはわからんとです。時間が人生でどれほど重要なものか。

挨拶が遅れました、こんにちは。残業の貴公子です。

あなたは普段、残業をしますか? 以前、残業をするエンジニアはアホだとかそんな記事を書いた気がしますが、今日のもそんな話です。

残された時間

あなたは残業をするとき、「3時間残業かあー、まあ180分くらいあっという間だし、いっか!」とか考えていませんか?

その考え方、社畜の考え方ですよ。

あっという間とか、そういう問題じゃないんです。その仕事で潰した3時間は、紛れもないあなたの人生そのものなのです。

計算の仕方がおかしい

大概あっという間という人の考え方は、こうです。

今日の自由時間(自分の人生) = 24時間 − 9時間の仕事 − 3時間の残業 = 12時間

「まだ、12時間も自由な時間がある! やったー!!」、というもの。

正直言って、この考え方では私は納得できません。時間は有限です。3時間残業すれば、自由な時間が3時間減ります。これは、割合で考えないとおかしなことになります。

本来の1日の自由時間 = 24時間 − 9時間の仕事 − 通勤時間2時間 − 睡眠時間7時間 = 6時間

残業により失った時間 = 3時間

なのであれば、失った時間の割合は、

(残業により失った時間) ÷ (本来の1日の自由時間) × 100 = 3 ÷ 6 × 100 = 50%

となります。あなたは、その1日の自由時間の半分も失っているんですよ? それでもたかが3時間ですか?

あなたがもし、経営者でなく、会社員であるというのなら、この時間の捨て方は、バカとしか言いようがないです。

あなたが捨てた半分の時間は、仕事量としては大した量ではないでしょう。

でも、それでも、あなたの時間の半分なのです。

人生を、もっと、大事に使いましょう。

経営者は例外

もちろん、この考え方は、経営者の方は例外です。

経営者の方は、仕事の時間を自分の人生のために使っています。当人のビジネスですから。

そういう意味では、経営者の方が、一番自由で、なおかつ不自由な人生を歩んでいるわけですね。頑張ってください。

まとめ

なんというか、まとまりのない文章になってしまいましたが、つまるところ、時間を大切にしましょうということです。

他人の人生で、自分の人生の多くを潰してはいけませんよ。